\相模原市南区の学童保育です。対象校 谷口台小学校相模原女子小学部。放課後から21時まで/
\相模原市南区の学童保育です。放課後から21時まで/
対象校 谷口台小学校相模原女子小学部

さがっこ学童クラブ

さがっこ学童クラブの保育の考え方

皆様方の大切な子どもさんをお預かりするにあたって

子どもについての私どもスタッフの考え方を簡単にご説明いたします。私どもは次のようなことを意識しながら保育をさせていただきます。

まず、「子どもは自分で育とうとしている」という考えにたってゆきたいと思います。子どもは、その能力は未発達ですから何をやっても大人にはとてもかなわないません。しかしそれは能力がないからではなく、これから萌芽させようと子ども自身が頑張っています。

大人の目ではどうでもよいもの、汚いものなどにも興味を持ちます。好奇心は大人よりもはるかに強いものですが、これは自分を伸ばそうとしていることとして理解したいものです。大人としてはこうした子どもの「育とうとする力」を邪魔しないように努めたいものです。

さて、「育とうとする力」を後押しする上で当クラブでは次のようなことを意識しながら子どもたちと接してゆきたいと思います。

【子どもは群れの中で育つ】

人間は基本的には群をつくって生きる動物です。その中で協力し合って生きるものですが、自ずと他者との関係をうまくして行かないと自分が困ることになります。そのためには自分の好みや損得だけを主張していてはダメで、相手のことも考えなければなりません。

そういう人間関係の基本は幼少期の遊びの中で育まれます。なるだけ多くの友達と関わり合いを持ち、共同生活をすることが重要です。時には協力し合って遊び道具をつくったり、遊びのルールを決めたり、または喧嘩したり、友達の輪を伸張したり、ということは社会人としての基本的な訓練ともなります。

【子どもは育てたいようには育たない。育てたようにしか育たない】

大切な子どもですから親御さんが子どもさんにいろいろな理想像を描くのはごく自然のことかと思います。しかし、子どもが中学生や高校生になって、親が描いた理想とはまったく違ってしまうケースはよくあることです。

それには両親のもつ理想と育て方が食い違っていることに気づかないことが多いのではないでしょうか。例えば「心の穏やかな人間になってほしい」と思っても、子どもの前で夫婦喧嘩ばかりしていたり、場合によっては子どもに怒鳴ったりしたら、そういう環境では子どもは穏やかに育つわけがありません。

絶えず緊張とストレスを抱えていては、家庭が安心できる場所ではなくなります。心の穏やかな人間を育てる場所であるのであれば、家庭の中が常に心穏やかな状態であるべきではないでしょうか。そういう環境で育つことで子どもも心穏やかに育つものと考えます。

【自己肯定感を大切にする】

自己肯定感とは「自分に自信を持つ」「自分を好きになる」ということであります。両親の関心はいつも子どもの学習力に注意が偏りがちです。

確かに学習能力は大切ですが、能力があってもそれが十分に発揮されなければ、持っている能力が十分には生かされません。近年、いじめの苦しみで自殺する子どものニュースに胸の痛む思いをさせられます。

もちろんいじめること自体がなくなってほしいことですが、同時に子どもたちに何があっても自分を否定せずに「強い自分」をつくることが重要ではないでしょうか。

自己肯定感の低い子は「どうせ自分はダメなんだ」と自分を否定してしまいます。子どもに限らないことですが人間にとって肯定的に捉える自己観は生きる力の源泉となります。そしてこうした自己肯定感を培うために学童クラブでは「自分の学び」「大切な自分」として成長してゆくようサポートしてゆきます。